コロナ禍じゃなくてもオンラインレッスンはスタンダードになりえる


富士通が、コロナ禍で通いづらくなってしまった教室やレッスンの支援の一環として、新しく発売されるFMVを使ったオンラインレッスンの検証をしてみようとしているけれどいい先生いないかな、というお話がやってきた。

ローラのギターレッスンどう?とも言ってくれていたのだけど、その検証だったら、私より俄然、向いてる人が…!

ということで今回コーディネートしてみたのが、vocal studio ONE VOICEの石原優子先生

私の、バークリー音楽大学からの朋友でもあるボイストレーナー。

彼女は、もともとSLS(Speech Level Singing)というメソッドを私に教えてくれた人でもあり、バークリー音楽院を経て、そのメソッドをより深く習得するために単独カナダへ。マスターインストラクターのSpencer Welch氏に師事し、ボイストレーナーになるための専門のトレーニングを積んで帰国。 現在はSLSをぬけ、IVAという団体の公認ボイストレーナーです。

そもそもこのSLSやIVAという団体の公認ボイストレーナーの資格を維持するためには、一定時間のレッスンやマスターインストラクターからの「トレーナーになるためのトレーニング」「次のレベルのための試験」みたいなのが常時あり、試験のための生徒(初対面らしい!)や先生とのレッスンはずっとオンラインで行われてきたため、彼女にとってのオンラインレッスンは今に始まったことじゃなく、私もすでに10年以上前からオンラインレッスンには慣れているんですよね。



というわけで、この10年以上のオンラインレッスン歴を考えても彼女以上に適任はいないだろうなと。

さっそく富士通から、ピカピカの最新FMVが送られてきました。

そういえば私、ちょうど10年前はFMVをメインで使っていたなぁ、それに比べればずいぶんとサイズが大きいのが来た!



石原優子先生とセットアップ完了、さっそく検証してみました。

サイズが大きいのは、オンラインレッスンに画面の大きさも活用できるということで、姿勢チェックのために「ギターを弾き語りながら横向きで歌ってみる」

という検証も。

しかし、思いの外、さらに役に立ったのは、「口の形のチェック」でした。

オンラインレッスンって、対面レッスンが「コロナ禍でできないから仕方なく」始まったものかもしれないけれど、

これは…もしかしたら今後あえて、対面もできるけれどオンラインを選ぶという選択肢が有力になると思えるほど、有効なレッスン方法かも。



対面だと先生との距離は2mぐらいでしょうか。自分の姿を鏡で確認しながらやります。

これが、オンラインだと先生と自分の画面を二つ並べながら確認できる。わりとわかりやすく違いが見えるんですねえ。

「エ」の母音のときに、私の口の形と先生の形を比べ、舌の位置が違うことに気付いてしまった。

ボイトレにおいて舌の位置の癖をなおすことってかなり重要ですからね!

この「画面で自分と先生を比べながらレッスンをうけられる」こと以外に、オンラインレッスンと対面レッスンが対等な選択肢になる理由として

「復習しやすい」ことも重要なポイントだと実感しました。

対面レッスンではボイスメモで自分のうけたレッスンを録音し、次回のレッスンまでの復習材料としますが、

これがオンラインレッスンだったら録画にできる。自分が受けたレッスンとまったく同じクオリティの動画を見て復習できる。

これ…追加料金でいいんじゃないの!?すごい便利。

さて。私と優子先生は、新しいFMVにちょっとテンションあがっていることもあり、いろいろ実験もしてみました。

オンラインレッスンでの悩みの一つに「音環境」があるかと思います。

どのくらいいい音で歌えるのかしら。

実際のところ…。優子先生のメソッド的には、携帯の音で十分なんだそうですよ。

「私の声を!ニュアンスを!この息遣いを聞いてほしいの!」とか、うける生徒側だけの思い込みだから。(笑)

彼女たち、インストラクターが聞いているのはそこじゃないから。より見ているのは口などの形と声のバランスで、どんな問題が起きているのかを総合的に見て、

「なんでいま音程がさがっちゃってるか」「なんで高い声が出にくくなっているか」「なんで声をのばしきれず途中で息が切れちゃうか」などを的確に指摘していくわけです。

でも、私たち、気になってしまった。FMVに採用されているスピーカーが「ONKYO」のものであること。老舗の音響機器メーカーじゃないですか!

というわけでいろいろ試してみました。

・FMVでレッスンしてみる

・FMVにいいイヤフォンつないでレッスンしてみる

・いままで通り普通に携帯でレッスンしてみる

・いままで通り普通に別のパソコンでレッスンしてみる

・わざわざオーディオインターフェイスを使ってコンデンサーマイクでレッスンをしてみる

結果こちら。


・FMVでレッスンしてみる

→普通に良い。比較すると、私の持っている他社製品より、ローがいい感じにカットされ、声などの音域が一番聞こえやすくなっている気がする。

・FMVにいいイヤフォンつないでレッスンしてみる

→発見!イヤフォンしながらのレッスンは邪魔!非常に邪魔。ギター弾き語りしながらできないし(長いコードのイヤフォンが必要)、

先生の声は聞こえるけれど自分が歌うときに「生の声」はイヤフォンで遮断されて聞きづらい。

逆にDAWなどをわざわざ立ち上げて自分の声をモニターできないこともないけれど、わざわざそうするよりボイトレに関しては普通にパソコンのスピーカーから出るので十分。

・いままで通り普通に携帯でレッスンしてみる

→もちろん、十分なりたつ!でもやっぱり画面が小さい。あと、「カラオケ」を流しながら歌いたい場合など、携帯が勝手に音量調整してしまったり、パソコンのほうがやりやすいかも。

・いままで通り普通に別のパソコンでレッスンしてみる

→普通にこれも、いままでレッスンしてきているのでもちろん使えるけれど、先述の通り声の音域がFMVが鮮明だった。

・わざわざオーディオインターフェイスを使ってコンデンサーマイクでレッスンをしてみる (こういう状況)⇩


→全然必要なかった。逆に音が良すぎてもいろいろ難点があった。良すぎるというか「距離感が近すぎる」点。

ちなみに「音質」については優子先生のボイトレに関してはそこまで重要ではないのは先述のとおりだけれど、やっぱりスマホでレッスンはやりにくいんですね。

やりにくいというか、画面のサイズ問題と、イヤフォンじゃだめ問題と、カラオケトラックと同時にはできない問題で、、、(問題だらけ!)

ボイトレでもこの差がでるなら、キーボードとか他の楽器だとさらにいろいろ問題ありそう。

総合的に。

FMVに関するまとめじゃなくて「オンラインレッスン」に関するまとめですが、

いい!オンラインレッスン、いい!今後のスタンダードになりうる。

復習のクオリティが対面レッスンと比較して圧倒的にいい!

(音も聞けて自分と先生の比較がしやすい!レッスン中には先生の顔ばっかりみちゃったけどもう一度見直して比較したら先生と自分の形がぜんぜん違った、なんていうことにも気付ける)

優子先生、しかも、あとからちゃんとデータ送ってくれるので自分が録画失敗してても大丈夫…(笑)

いままでは、

「優子先生がカナダにいて私は日本だから」とか、

「優子先生が東京にいて、私はツアー中で長崎だから」とか、

「今から、国際親善試合で、国歌独唱するんだけどウォームアップしてほしいからぁ(切実)」


とかいう理由などでオンラインにしてきたんですが、

コロナ禍でお互い東京にいながらにしてオンラインレッスンにして得た重要な気付きでした。

対面のほうがいい、声を生で聞いてもらえるから。って思いがちですが、

食わず嫌いでオンラインためしてない方、、、おすすめですよ。

そしてそんなときに重要なのはやっぱりパソコンかもね!

画面が大きいことと、スピーカーが壊れてないことーーー!!!

(実はわたしのパソコンのスピーカー、もうかれこれ1年ぐらい壊れてるからずっとイヤフォンでレッスン受けてた…)


FCCL、オンラインレッスンで検索してみたら、先日の記者発表会

を受けて、いろんなところにニュースがあがっていました。

トップニュースっ優子先生の顔どどーん。
















おまけ。記事には出していない、なにやらたのしげなレッスンの様子。



なにがそんっなにおかしいんだろうか。笑 さてわたくし横沢ローラ、 ボイスレッスン以外も、ギター、ピアノ、サックス、ベース、...ダンスまで。素敵な先生たくさんコーディネートできますよ。スクールのコースなども。相談してくださいね。


年間2000本以上もレッスンをこなす石原優子先生 from "vocal studio ONE VOICE"

でした!

ちなみに優子先生クワイアも持っていて、そちらも楽しい。 ライブレコーディングにて、来てくれたみんなにクワイア指導してくれる優子先生。 Youtubeはこちら!

クワイア加入は先生のウェブサイトocal studio ONE VOICEにて。




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