(続き3)会場の雰囲気が一変した、ストリップ劇場での出来事
- Laura Yokozawa 横沢ローラ
- 2022年2月15日
- 読了時間: 5分
更新日:2022年2月22日


道後温泉近くの「ニュー道後ミュージック」で開催される人気ショーの開運ストリップの2/19(土)の3回めのショーに、踊り子さんとのコラボライブを実施します。
ニュー道後ミュージックの大人気コンテンツ。
その1つのショーとして、踊り子さんたちとライブのコラボレーションが実現します。
まだまだ肌寒い2月、会場の一部を開けたり換気に気を使い、実施されます。
お子様とかいらして、ライブだけ見るねと言う方もいらっしゃるかもだけれど..、是非この、本当に素晴らしいショーを一緒に楽しんで欲しいです。
日本に残された、数少ない、温泉街のストリップ劇場「ニュー道後ミュージック」でのライブ実施までのことを書いているブログの3つめ。
さて。 そのライブでコラボレーションすることになる踊り子さんの、「望月きらら」さんがその日出演されているとのことで、わたし、もう一度…。 人生2回めのストリップショーを見ることになりました。本当に来てよかった。
この日を境に、 会う人会う人に全力でストリップについて好意的に語る、ファン(わたし)が完成したわけです。
この日、初めてショーを見た「埃さん」(後日改されて、「音ね風花」さんになってました)と
「望月きらら」さん。
天井につながっているフープを使ったアクロバティックなショーや踊りの技術が素晴らしかったことはもちろん、ハワイアンだったり、大自然を感じるゆったりした音楽だったり、温泉に入りにくる女性のいちシーンを演じるストーリー仕立てのものだったり、幅広い演目の「埃さん」と、
ステージに登場した瞬間から迫力とテンポ感で、バーレスクのような華やかなステージと関西弁で会場を大笑いに包み込む望月さん。
ダンサーのライブショーや、一人芝居の役者さんのステージとも違う、お客さんとの距離感も楽しかった。 そして、ハラハラするシーンも…あった。
この「ニュー道後ミュージック」、温泉街にある、もう日本では数少ないストリップ劇場とのこと。観光地ということで、私みたいな「観光客」も気軽に入れる機会をくれるのです。
東京在住の私には、浅草や、歌舞伎町でも見ることができたかもしれないけど、道後温泉に行っている私だから、きっと入るきっかけができたんです。
その日、お客さんは...。 「出張で上司に連れてこられた若手サラリーマン(と上司の二人組)」や、 「会社か友達かわからないけど、男女8人ぐらいの先輩後輩グループ」や、 「外国人の女性と日本人男性のイケイケカップル」、 そして踊り子さんたちについて全国をまわっていると思われる、御行儀の良いストリップファンの方たち。←ほんとお行儀いい..!!
「マスクしないでええやろ!!」と、押しきって入ろうとする観光客を、一生懸命説得するストリップ劇場の男性スタッフと、
入ってすぐ「マスクきらーぁい」といってとっちゃう外国人女性。
そしてすぐ、ショー中にきゃあきゃあ叫びながら、彼氏とキスをしたりいちゃいちゃし始め、なんとなく会場はソワソワ。
観光客からも卑猥なヤジが飛んだり、
写真撮影の時にも、恥ずかしがっている自分の後輩に、先輩が「なめたれー!」みたいな煽りの声がとんだりして、私、傷ついたし腹が立ったりした。
会場内はスマホは起動禁止、複製ができないチェキだけの販売で、もちろん踊り子さんには触れられないし、撮影も服を着ている時だけなのにっ。
酔っ払いの観光客のマナーの悪さはすごく悲しい気分になったりしました。
(そして、常連さんのお行儀よいこと…。)
でもね。まさか、ショー中の踊り子さんがそこに「ノリ」でお返事するとは思わなかった。
ショーの世界観に入りきっているはずのきららさんが、関西弁でひとことふたこと言うと、会場はどっと笑いに包まれ、いじられたカップルの外国人女性はすっかり楽しんで気をよくしたようす。 ノリのいい女性だったんだな。
女性、最後は大きな声で「気に入っちゃった!!私、1万円出す!」と、自分の彼氏と踊り子さんとの写真撮影に、と万札をかかげた。 そこにも小気味よく「やったー!」と盛り上げるきららさんのエンターテイメント力で、会場は大爆笑。 一気にノリノリに。
ヤジを飛ばす観光客も、一気に雰囲気がよくなり…。
なんだろう。
「なんらかの先入観を持って見る対象を一方的に見ている」という状態から、「自分のヤジも届いていて答えてくれる、人」に変わったからなんだろうか。
本当に全員と目があうぐらいの距離感と、360度ステージ。
1時間強ほどの、素晴らしいショー、
それを見る人たちの人間模様、
全お客さんの態度を掌握している踊り子さん、
愛を持って見守っているファンたち、
「温泉街にあるからこそ、一元さんがきてくれて、ファンが生まれる」と迎え入れてくれる運営者さんたち、
きっと…、歴史の中で、いろんな許されないようなことも
起こってきた日本のストリップという文化を私はまだ全然勉強不足だけれど、
こうやって実際にショーを見るきっかけをもらって、
一緒にコラボさせてもらえる機会をもらって、
本当に感動してる。
こんな、いちミュージシャンの感想ですが、
このブログで興味を持ってくれる人が増えたり、
2/19(土)のショーに足を運んでくださることによって、
同じように「足を運んでよかった、楽しかった!!」って感じてくれる人が増えたらすごく嬉しいです。

そして。 ショー当日。 (続き4)開き続けている扉を素通りしつづけることってあるよね。ストリップの扉を開けてからのこと。
はじめまして、ストリップ客です。
このブログの出来事の日、推している望月きららさんを追いかけて、わたしも関東からの遠征で道後ミュージックに居ました。
ハラハラ、モヤモヤする場面もありつつ、最終的に場内の雰囲気を完全に掌握してしまった推しに改めて惚れ直した日でした(笑
今週も早々に遠征し、バキバキに場内を暖めている姿を観て来ました。コラボライブの大成功をお祈りしております。
オノマトペルさんのYouTubeがあるとの事なので、さっそく見ます!